「怒る前に、起こる前に」/高橋 礎(岩手県出身)


みなさまおはようございます。
代表の高橋です。

今年もビジネス界に
大量の新人が放たれました。

彼らにはあるのは
期待と不安。そしてなんか良く分からない自信。

何の固定概念もない彼らは


時として、
我々が考えつかなかったような発想による大成功や

逆に、
我々が考えつかなかったような大失敗を引き起こしてくれます。


先日、あった話ですが

あるお客様から
チラシを企画制作する業務を受けました。

なかなか当社では引き受けない業務ですが、
非常に好意にしてくださっている社長の
ご指名でしたのでお受けいたしました。

さらに、今回のご指名には
「大学生起業家を使って、この業務をして欲しい」という注文も。。


なんと1ヶ月前に大学生数人で創った会社。

大丈夫かな。。。。と思いつつ。。。

実際、業務がはじまると、この大学生達は
思いのほか企画や動きも良くて
なかなかやるな。。。と感心しておりました。

が、しかし

チラシが完成して
次に配布の段階になって

考えられないような失敗が起きました。

なんと最終の配布スケジュールを決める前に
制作した大量のチラシを勝手に配布してしまったんです。

依頼主の社長も私も呆然。。。

何故、確認もせずに配布したのか?と問いただすと

チラシの配布業者さんから
『配布しておきますね。と言われたので。。。。』



しかも、すぐ謝りに来い!!

と言うと、なんと
『学校があるので行けません!!』

という返答。。。


ビジネスの基本的なフロー、
「どういう決済ルートで、誰が最終決済をするのか」
「クレームのときは直ぐに謝罪にいく」とか

そんな当たり前のことが
学生起業家の彼らには、まったく分からなかったんですね。。。



私もその社長も

そんな当たり前のことは知っているだろう。。という思い込みが
今回の大失敗に繋がってしまったのだと
怒る前にお互い反省いたしました。

当社にも新入社員が入社しました。
彼らはまだまだ何も分からない社会人一年生。

こんな基本は分かっているだろう。と思わず
しっかり教育していかなければならないな。。。。

そんな教訓を今回の失敗から学びました。

教えられていないことは誰だって分かるわけがないですからね。

それでは本日も社員共々何卒宜しくお願い申し上げます。