「M&Aヒアリング日記(2)」/柴田 喬英(埼玉県出身)
おはようございます。
投資育成事業部の柴田でございます。
2008年8月に入社しまして、
初めてコラムを書かせて頂きます。
前職は、大手中・小型液晶メーカーで
海外営業部に所属しておりました。
PDBの業務内容とは、全くの異分野ではございますが、
鋭意、努力して参ります。
どうぞよろしくお願い致します!
さて今回は、
前回の投資育成事業部コラムに続きまして、
M&Aに積極的な会社様を訪問し、ヒアリングした中で、
皆さんにご紹介したい企業様の話です。
■「ITサービス系業界に業界再編!?」■
『ITサービス系業界において、今後、業界再編が起きる』
ある上場企業のITサービス系会社様へ
訪問した際、M&A担当の方から聞いた言葉です。
それを裏付ける資料として、
IDC Japanの 国内ITサービス市場 市場調査によると、
⇒ http://www.p-db.com/__cstid__/0000723/
銀行合併に伴うシステム統合案件の一巡とサブプライムローンによる
収益悪化による影響から、活発な合併、買収が行われ、
ベンダー間の競争が大きく変化していく
との予測が立てられています。
昨今の経済不況を受けて、M&Aに慎重になる企業が、
多く見受けられるとお伝えしておりますが、
『勝つ会社』として、経済学者が唱えるように
*景気悪化変動時をビジネスチャンスと捉え乗り切る会社
*規制緩和・強化にビジネスチャンス有りと捉える会社
とは、
こういう時代に、積極的にM&Aを
経営戦略の中においている会社なのかな?と肌で感じる
ヒアリング内容でございました。
ヒアリングしましたこちらのIT系サービス会社様の
M&Aの対象事業としては、
[1]
現在、グループウェア事業を主力事業として展開しており、
そこに載せていくことが出来る独自性のあるシステム・パッケージ開発事業
[2]
データセンター事業(マーケットシェアの拡大のため)
という内容でした。
持分比率などにはこだわらず、
保有している技術の特異性によっては、
純投資も考えられるとのことです。
もう1社、ヒアリングさせていただいた
IT系サービスの会社様の経営戦略もユニークで、
M&Aを戦略的かつ効率的に実行していくためには!?の発想から、
(1)M&A情報を集めつつも
(2)自社で買収出来ないせっかくの話を、なくすのはもったいない
ということで、
自社内にM&A事業部を設立していらっしゃいました。
ふむふむ、そういう考え方もありますよね。。。
こういった形で日々訪問しながら
M&Aのニーズに関するデータベース(M&A DBと呼んでおります)
を積み上げております。
ご用命いただければ、いつでもお伺いしますので、
私 柴田までご連絡くださいませ。
Mail:takahide-shibata@-db.com
M&ADBに登録されている買収ニーズの情報検索も、
無料で受けたまわっておりますので、お気軽にご連絡くださいませ。
それでは、本日も、宜しくお願い致します。