「立ち止まって考える」/田中 偉嗣(東京都出身)

「立ち止まって考える」/田中 偉嗣(東京都出身)


おはようございます。
田中偉嗣(たけつぐ)でございます。

最近弊社では昔から懇意にしていただている
アチーブメントコンサルティング社の松村社長を講師にお迎えして、
「事業戦略基礎講座」なるものを月1回開催しております。

株式会社アチーブメントコンサルティング
URL: http://www.jp-achieve.co.jp/home.html


そこでは、
弊社の事業立ち上げからこれまでの経緯を題材に、
基本的な事業戦略の立案方法や市場分析の方法を
学んでおります。

日頃営業活動やお客様とのやり取りの中で
学ばせていただくことはもちろんあるのですが、
“講座”という形で座学に近い形で勉強する機会は
滅多にないので毎回新鮮な気持ちで参加しております。

また自社を題材にしているので、
「設立当初のPDBって、全く戦略なかったんだな(笑)」
などなどと自社の歴史を振り返りながら、
今の事業に照らし合わせつつ学ぶことができ、

(1)自社への理解を深めつつ、

(2)自社のビジョンや経営理念を再確認でき、
(よってモチベーションが高まり)

(3)なおかつ事業戦略の立案や市場分析の勉強にもなる。

という一石二鳥ならぬ、
私自身も“一石三鳥”の効果を実感しております。

他の社員のアンケートを見ても、

PDBの進行方向や価値観を共有でき、非常に良い時間だと思います。

PDBとは何のためにあるのかなど、
原点に立ち戻ることでモチベーションが上がりました。

・なんとなく理解しているつもりになっている事柄(例えばマーケティング)も、
改めてフレームに従って整理してみると、理解できていないことがよく分かり、
今回の講座で理解が深まりました。

など、
大好評を博しております。



これまで2回開催していますが、
その中でも印象に残ったのが“立ち止まって考える”ということです。


「自社のサービスとは何かという根本的な問いに対して、
どのような対処をすればよいでしょうか?」

という質問に対して、
講師の松村社長の解答はシンプルに、

“立ち止まって考える”

でした。


参加者は皆、
「市場の分析が必要だ!」とか「顧客へのヒアリングを行うべきだ!」と
喧々諤々と議論しておりましたが、答えはいたってシンプルでした。

ただ確かに日々忙しいベンチャー企業だと、
“立ち止まって考える”ということは意外と難しい。

そもそも
「自社サービスとは何か」という疑問すら持つことも稀で
現在起こっている事象に対して場当たり的な対処になりがちです。

自分で言いながらも、耳が痛い話です。。。


若輩者ながら一事業部を預かる責任者として、
一歩引いた俯瞰の目で、
現在起きている問題を“立ち止まって考える”ことを行わなければと
気づかされた次第です。



ベンチャー企業には厳しい年となりそうな2008年。

そんな年だからこそ自社のサービスをしっかりと固めなおさねば!!
と気持ちを新たに致しました。

皆様もお気づきの点がございましたら、
弊社社員までビシビシとご指摘くださいませ!!

本日も何卒宜しくお願い致します。

では失礼致します。