「 口に+(プラス)と書いて 「叶」」/ 小池 抄苗(北海道出身)
「 口に+(プラス)と書いて 「叶」」/ 小池 抄苗(北海道出身)
5年前、社会人に成りたての私にとって、とても違和感のある言葉がありました
。
「不言実行より、有言不実行の方が評価できる」
弊社の高橋社長の口癖でした。
私は、
「社会人たるや結果が全て」
「自分の発言に責任を持てないなんて格好悪い!」
そう思っていたので、
過度に慎重に言葉を発しようとしていた記憶があります。
しかし、仕事を続けてきたこの数年間で
「決意や目標や願望を“公言”する行為」は
非常に重要であることに気がついたのです。仕事にとどまらず人生においても!
この度、
『椅子とパソコンをなくせば会社は伸びる!』の著者
キヤノン電子 酒巻久社長への取材が実現したことで改めて実感しました。
(酒巻社長は、徹底的な無駄・非効率の排除を実施し、
6年間(99〜05年)で売上1.24倍、経常利益10.9倍、利益率8.6倍にした
経営実績をお持ちです。すべては社員の幸せのため、と仰っていました)
実は、
この取材のオファーは、昨年末に一度断りを頂いておりました。
多忙や諸々の事情によりむずかしかったのかもしれませんが、
書籍に感銘をうけた私たちVFN編集部は、
どうしても紙面で取り上げさせていただきたかったので、
この取材を諦められませんでした。
「どうしても取材、行きたいですよねぇ」 編集会議にてぽつり。
うまくいく自信もない、無責任な発言でした。
しかし、その発言を聞いた役員が
「感銘を受けた想いを読書感想文にして、
もう一度取材をさせていただきたい意思を伝えたらいいじゃない」
そう提案してきたのです。
・・・なるほど!!! と思い、早速実行。
この再度のオファーでこの企画は実現したのです。
「いやぁ、今回は君たちの勢い勝ちですねぇ。びっくりしましたよ。
読書感想文で取材依頼なんて。そういう姿勢、うちの会社も見習いたいですよ。
」
取材を始める前の、お名刺交換の時の酒巻社長の第一声でした。
○○を実現させたいとか、○○を達成したいという前向きな言葉。
「叶」という字は、口に+(プラス)と書きます。
夢を叶えたいなら、自分から前向きに理想や想いを発信していけばいいんだ!
そう実感した出来事でした。
お客様にも、社員にも、私にも夢があります。
PDBのサービス・仕事を通じて、夢の実現に近づいていきたいものです。
本日もよろしくお願いいたします。