「社名の伝え方」/土屋 明子(島根県出身)
おはようございます。
PDB土屋でございます。
突然ですが、自社の社名の由来について
正確にお話できる方、
どのくらいいらっしゃいますでしょうか?
松下グループがパナソニックへの変更を発表したのは
記憶に新しいですが、
http://www.p-db.com/cst-0000000-03/0000433/
社名とは、まさにその会社のビジョン・姿勢・ブランドを表す
一番のPRポイント。
例えば、
弊社プレジデンツ・データ・バンクという社名は、
以下のような由来が実はございます。
『(設立当初)経営者を応援しようと思ったんで、
経営者がなにか困ったときに、見たり、データを集め、提供しようと、
そこから経営者の(Presidents’)データバンクにしました。』
@インターンシップ取材記事より抜粋
http://www.p-db.com/cst-0000000-03/0000434/
今振り返ってみると、
実際に行っているサービス内容と若干の相違はあれど、
基本的な姿勢としては、
今も尚、引き継がれているのかなと改めて感じるとともに、
語ろうと思えば1時間でも語られるであろう
この理念や想い、ビジョンが、
このたった12文字(プレジデンツ・データ・バンク)の一言に
まるごと包括される重みやメッセージ力・影響力は、
パナソニックのような老舗大手も、
設立10年未満のベンチャーでも、同じなのかなと感じます。
先日行われました日経新聞記者をお呼びしての
広報PR講座では、
「ベンチャー企業の広報は社名から」
をテーマにお話頂いたのですが、
新聞記者には新聞記者の、独自の社名の捉え方があるようで、
その考え方の良し悪しは別として、
なるほどこのような視点があるのかと
新聞記者視点と企業(発信視点)の違いが
顕著に現れる事例だなと勉強になりました。
例えば、新聞の特徴の1つとして、
限られたスペースで最大限の情報を盛り込むメディアであるため、
読みにくい社名や記載すると長くなる社名は、
カタカナにしたり省略したりと調整することが多くあります。
そういう意味では、
「プレジデンツ・データ・バンク株式会社」という社名は、
1行以上のスペースをとってしまうわけですから
実に新聞記者泣かせの社名だそうで、
例えば
「サイバーエージェント」⇒「サイバー」
といったように、もともとの社名は長いけれど、
理念も分かりやすく、かつ短縮できる社名は
大変ありがたいとのこと。
また、
楽市・楽座が由来の「楽天」なども、
理念が分かりやすい&文字数が少ないため、
記者視点で言う、優等生社名なのだそうです。
パナソニックのように、
そもそもの社名を変更するのはそう簡単ではありませんが、
例えば
プレジデンツ・データ・バンクの場合は、
「PDB」と略す事ができますので、
社名と一緒に表記するだけでも、随分親切に見えるとのこと。
特に、英語表記の会社様、
10字以上のカタカナの社名の企業様の場合は
是非、今後のリリースの際に参考にしてみてはいかがでしょうか。
また理念が分かりやすいかどうか、
という視点で言えば、
例えば弊社では、社名の前に必ず
「ベンチャー企業の成長支援を手掛ける」プレジデンツ・データ・バンク株式会社
といった枕詞をつけています。
特に社名そのものの認知がまだまだ低いベンチャー企業にとって、
何をやっている会社なのか、社名をより印象づけるためにも、
地道ではありますが
継続は力なり、枕詞での補足PRは、
意外と王道の手法ではないかと思います。
尚、詳細レジュメは、
現在「VFリリースサービス」をご利用中の企業様でしたら、
VFリリースサイト、ログイン後のトップページにて、
ダウンロードしてご覧頂けますので、
是非、ご覧頂けますと幸いです。
「VFリリース」 http://www.p-db.com/cst-0000000-03/0000435/
それでは、本日もよろしくお願い申し上げます。