「カーボンオフセット元年」/瀧川 智子(石川県出身)

おはようございます、
PDB瀧川でございます。


連日紙面を賑わせている言葉に
排出権取引』あるいは『カーボンオフセット
という言葉があります。


排出権取引とは、地球温暖化の原因とされる
二酸化炭素などの温室効果ガスの総排出量を抑制するために、
企業や国が一定以上の温室効果ガスの抑制超過分や不足分を
市場で取引することを指します。


一方、市場での排出権利の取引のみならず
電気やガス、自動車の利用など
日々の生活の中で排出した二酸化炭素を金額に換算し
その分の料金を例えば植林を行っている自然保護団体に寄付するなどして
排出分を相殺する活動の総称を『カーボンオフセット』といいます。


数年前から流行の兆しはありましたが
昨年末に郵政省が『カーボンオフセット年賀(※)』を発売したことから
一躍脚光を浴びるキーワードとなっています。


カーボンオフセット年賀(※)』
http://r26.smp.ne.jp/u/No/19338/EFD0DD7C_267/080527001.html

※販売価格55円のうち、5円がCO2削減プログラムに寄付される年賀状。



元々排出権取引に関しては
丸紅、三井物産東京電力など大手商社や電力会社による
国外における植林やゴミ埋め立て場から発生するメタンの削減等の
大規模プロジェクトが中心でしたが
最近ではベンチャー企業の参入も相次いでいます。



例えば株式会社ジーコンシャスは
個人・中小ベンチャー企業向けに
気軽にカーボンオフセットができるサービスを展開しています。


株式会社ジーコンシャス
http://r26.smp.ne.jp/u/No/19338/EFD0DD7D_267/080527002.html


ホワイトデーの際には
日本初となるカーボンオフセット証書つきの
オーガニックコットン製タオルハンカチのギフトを発売するなど
その活動は広く注目されています。


カーボンパスギフトパック
http://r26.smp.ne.jp/u/No/19338/EFD0DD7E_267/080527003.html



また、株式会社ヴィアックスでは
国内初となるカーボンオフセット付きDM
『エコロ便』のサービスを開始。


『エコロ便』
http://r26.smp.ne.jp/u/No/19338/EFD0DD7F_267/080527004.html



個人の消費活動のみならず
企業活動においても
積極的にカーボンオフセットの利用を推進する動きが見られています。



カーボンオフセット元年である今年。


企業が手軽に環境貢献できる体制が整ってきた今、
もしかしたら皆様のお手元にも
カーボンオフセットの制度を利用した
ギフトやDMなどが届くかもしれませんね!


また、
『今まで環境問題に関心はあったけど何をしたらよいか分からなかった』
という経営者の皆様。


これを機会に是非社会貢献活動の一環として
カーボンオフセットのサービスを御利用されてみてはいかがでしょうか?


それでは本日も宜しくお願いいたします!