「新入社員が感じる内定者ブログの役割」/福田 一史(東京都出身)
おはようございます。
PDB新入社員の福田一史(かずひと)でございます。
今回が初コラムということで、
「なにを書こうか…」と考え込んでいましたが、
以前も同じく頭をひねっていたことがありました。
それは「内定者ブログ」を書いていたときのことです。
弊社の内定者は、入社前に「内定者ブログ」を書きます。
就活生に向けたテーマを、リレー形式で書いていくブログで、
内定者それぞれ、個性派ぞろいの記事が、社内でも評判でした。
現在、こうした取り組みをしている会社は多く、
「内定者 ブログ」と検索するだけでかなりの数が出てきます。
07年には「内定者ブログの構築サービス」も登場。
これを紹介する記事の中で、内定者ブログの効果として
?内定辞退の防止
?早期退社の防止
?企業PR
という3点が挙げられています。
ZD Net Japan/ニュース
「ライトアップ、内定者向けのブログ/SNS構築サービス『Freshers』」
http://r26.smp.ne.jp/u/No/17789/EBE2D861_267/080513001.html,2000056185,20346980,00.htm
こうした中、各社の取り組みもさまざまで、
テーマなしの自由なブログ、採用担当との共同のブログ、
中には内定者が採用サイトを作ってしまう会社もあります。
株式会社武蔵野 「内定者ブログ 〜採用課長のブログ〜」
http://r26.smp.ne.jp/u/No/17789/EBE2D862_267/080513002.html
株式会社環 「環07内定者ブログ」
http://r26.smp.ne.jp/u/No/17789/EBE2D863_267/080513003.html
「株式会社環08年度新卒採用サイト」
http://r26.smp.ne.jp/u/No/17789/EBE2D864_267/080513004.html
弊社での取り組みは06年入社の内定者からで、
実は内定者時代の現社員が作成しています。
実際書いてみると、内定者同士の意外な一面が分かり、
ブログの記事をネタに話がはずんだりと、
内定者同士のコミュニケーションツールとしてかなり活躍しました。
PDB08入社の内定者ブログ
「ベンチャー就職戦隊☆『プレジデンジャー』!!」
http://r26.smp.ne.jp/u/No/17789/EBE2D865_267/080513005.html
ところが、入社して1ヶ月が経ち、現在改めて読み返してみると
いつのまにかブログの役割が変化していることに気づきます。
それは、過去の自分が掲げた目標や夢から、
「渇!」を入れられる点です。
入社前は、どちらかと言うと、
「コミュニケーションツール」としての役割を強く感じていました。
しかし入社後は、環境の変化や日々の忙しさで、
入社前に抱いていた「想い」がなかなか維持できないことがあります。
この時期によくある「5月病」など最たる例でしょう。
そんなとき、ごくたまにでも内定者ブログを読み返すと、
ちょっと恥ずかしいような想いや理想が、そのまま保存されていて、
「こんな想いで会社に入ったんだ」と「喝!」を入れられます。
宣言してしまったものは、なかなか取り下げられないもの。
ここに「早期退社の防止」という効果が現れるのではないでしょうか?
私も自分の書いた、ちょっと恥ずかしいブログを読んで、
今日もモチベーション高く、仕事に励みたいと思います。
それでは、本日もよろしくお願いいたします。