「社長は広報最大の武器!?」/土屋 明子(島根県出身)

おはようございます!
PDB土屋でございます。

少し遅くなりましたが、
先週19日に開催いたしました「第11回広報・PR講座」、
ご参加頂きました皆様、誠にありがとうございました!
http://r26.smp.ne.jp/u/No/29268/9154F21B_267/080822001.html


今回は、

「メディアとの関係作りに成功する人・失敗する人」

をテーマに


毎日新聞で20年間に渡り報道の現場を走り続けた磯和氏と

新聞記者、雑誌社デスク大手企業広報統括、広報顧問を経てフリーに転身し、
現在、広報アドバイザーを務める山川氏による

対談形式という初の試みで、
通常の講演ではなかなか聞くことのできない
記者の本音トーク満載の講演内容でした!!


そこで、講演の中にもお話にあがりました、

「新聞記者ってこんな人・こんなこと意識してます」
【3つ】のポイント、

簡単にまとめてご紹介させて頂きます!


?「世のため人のため」の志、正義感は人一倍強い!

逆に言えば「お金」「利益」のために働くというプライオリティは低めだったり、
そのために利用されることを嫌う人が多いということ。

⇒自社の記事を扱った記者に対して、
「記者さんのおかげで売上げが伸びましたよ〜」といった言葉は、
逆に不快になる場合も・・・・


?「そんなことも知らないの?」は絶対に言われたくない!

新聞記者たるもの、世の中のことは敏感であるべき、
と思っている記者は多いとのこと。
日々情報収集を心がけているだけに、
「知らない」ことをあまり露呈したくない。

⇒逆に言えば、常に情報を求めている記者にとって、
有益情報を提供してくれる人は重宝すべき人となる!


?未知の情報にはまず警戒から入りやすい

講演の中で「ベンチャーに対する印象は?」という山川氏の質問に対して、
「正直、(掲載の)ハードルは高いですね」と一言。

ベンチャー」そのものに対するイメージというよりは、
一般の人の関心がどこまであるかジャッジしにくい部分が大きいよう。
更に、大企業と比べ圧倒的情報量が少ないため、
ジャッジするための判断材料が少ない、という声も。

⇒ただ、仲の良い広報担当がその会社にいれば、
リリースを見てちょっと気になったときに、電話ですぐに問い合わせができるなど、
広報担当者の働きによって、いくらでも可能性を広げることは可能。

そういう意味では、ベンチャーの広報担当者こそ、
腕の見せどころなのかもしれません。


いかがでしょうか???
これはあくまで1記者の意見ですので、
記者も人間、当然ですが一辺倒に
上記が当てはまるわけではありません。


しかし、お話をお伺いして感じたのは、
「広報」といえども、特別なスキル云々というよりは
結局は相手との信頼関係の構築、

若干、一般企業とメディアという業種が異なるため、
そのポイントさえ抑えておけば、
「営業」と似通う部分が多いのだなぁと感じました。



。。。ということはです。
何かお気づきになりませんか?


社長!
会社で一番の営業マンたる「社長」こそが、
実は一番の広報マンになりうるわけでもあるのです。

実際に、
「会社を背負った社長の頼みは、なかなか断れないですよね〜」
と講演の中でも一言。


「うちの社長をご紹介したいのですが・・」

そんな切り口での記者アプローチもありかもしれませんね!


少しでも参考になれば幸いです。


それでは本日もよろしくお願い申し上げます。